今回は10月に当院で開催した防災トレーニングセミナーと、
東京都獣医師会多摩西支部の活動として参加した防災フェスタくにたち2022についてお話したいと思います。
10月2日(日)に当院で防災トレーニングセミナーを開催しました。
前半は「人とどうぶつのための防災基礎知識」と題して、防災士(獣医師)から避難所の現状や事前準備のポイント、備蓄品の紹介をしました。
大切などうぶつを守るためには、人の命と健康を守らなければなりません。
何かあってもきっと給水車がくるから大丈夫!と思っても、過去の災害では水をもらうにも長蛇の列で健康を崩された方もいらっしゃいました。
病院受付では「人とどうぶつのための備蓄品チェックリリスト」を無料で配布しています。
コツコツ準備を進めていきましょう。
後半は当院のパピークラスを担当している獣医師によるハウストレーニングの実践練習を行いました。
災害時、避難所や一時預かり施設ではケージやクレートで過ごすことが多くなります。
ハウスを得意にしておくことは大切などうぶつへのプレゼントだと思っています。
人から見ればただ入るだけなのに・・・と思ってしまいますが、
先生によると、わんちゃんにとっては洞窟探検みないなもの。
怖がるわんちゃんは多いですよね。
無理なくトレーニングできるよう、丁寧にアドバイスがありました。
参加していただいた方からは、沢山質問も出て喜んで頂けました。
参加して頂いた皆様、ありがとうございました。
続いて10月23日に開催された防災フェスタくにたち2022についてです。
東京都獣医師会多摩西支部のブースでは、今回「人とどうぶつの防災クイズ」を準備しました。
なんと100名以上に参加して頂きました。
こどもたちも一生懸命考えて取り組んでくれました!
難しかったけど勉強になりました、などの声をいただき大変嬉しかったです。
参加していただいた皆様、ありがとうございます。
今後も国立中央どうぶつ病院では人とどうぶつの防災に取り組んでいきます。
↑くにニャンもお仕事頑張っていました