猫の診察
家ではゴロゴロしていて可愛らしいのに病院だと豹変してしまう、犬を極度に怖がる、音や臭いに敏感、症状を隠してしまい病気に気付きにくい。。。猫と一緒に暮らすご家族にはこのような経験があるのではないでしょうか。
猫特有の性質を理解しないと、通院や入院でかなりのストレスを与えてしまうことになります。病院に来れないと病気の予防、治療も難しくなってきます。
そのため、国立中央どうぶつ病院では、猫専用診察室や猫専用待合スペースを用意し、猫フェイシャルフェロモンを使用するなど、猫のストレスが少しでも軽減するように配慮しています。
isfm(国際猫医学会)は、「CFC(Cat Friendly Clinic)」という猫の専門的知識を保有し、質の高い医療を提供する「猫にやさしい動物病院」の国際規格を示しており、世界的な普及を目指しています。
「CFC(Cat Friendly Clinic)」には3つの基準(ブロンズ、シルバー、ゴールド)がありますが、2018年7月に国立中央どうぶつ病院は最高レベルのゴールドに認定されました。ゴールドレベルの病院は、東京都内ではまだ20件に満たないとのことで、国立市では初めての認定です(2018年5月時点)。
CFC(Cat Friendly Clinic)の基準は施設面だけではなく、猫の習性への理解とそれに基づく対応の仕方や細かな配慮にも及びます。
国立中央どうぶつ病院はこれからも「猫にやさしい動物病院」として、猫ちゃんとご家族の方に安心して来院して頂けるよう、努力を続けてまいります。