お知らせ

この夏に新たに導入した機械や検査について

7月より、2mlの採血で犬の腫瘍マーカーの検査ができるようになりました。現時点で対象の腫瘍はリンパ腫、血管肉腫、組織球性肉腫、骨肉腫、肥満細胞腫、悪性黒色腫、軟部組織肉腫の7つです。この検査で100%診断できるといったものではないですが、画像診断と合わせて、健康診断時や腫瘍手術前後のモニタリングに使えそうです。ご興味がありましたらスタッフにご相談ください。


歯科用レントゲン装置を導入しました。歯周病、骨の状態、腫瘍などを正確に把握できるため、より正確で高度な歯科処置の実施が可能となりました。歯科処置の際の欠かせない相棒となってくれそうです。https://rayvision.co.jp/ezray-air/

ICU(集中治療室)を新型のものに交換しました。入院した子に対して、より厳密に酸素濃度や温度、湿度が管理できるようになりました。小型2台、大型1台を導入したので、複数の入院や大型の子でも対応できます。https://www.fukuda-me.co.jp/index.php/medical_animal/dear-m11/

医療技術や機械は驚くべき速さで進歩しています。良い機械があっても使いこなすためには日々の勉強が必要です。少しでも皆様に還元できるように、自己研鑽や投資を惜しまないようにしていきたいです。

国立中央どうぶつ病院 院長 田中啓之


ページトップ